薄毛と遺伝の関係
薄毛は遺伝するとよく言われますが、特に男性に顕著にみられ、
母方の影響が大きいとも言われています。
この俗説はたして本当なのでしょうか?
最近ではどの専門家の話を聞いても、100%に近い確率でこの俗説は肯定されており、
『ドイツチームの研究でもこれを裏付ける結果となった』との記事もありました。
その裏付けとは、男性が持つ染色体のうち母方から受け継ぐ
X染色体に異常があるとのことでした。
また、本年6月の朝日新聞には、
『日本の研究チームが抜け毛や薄毛の原因となる遺伝子を突き止めた』
という記事も掲載されていました。
まだまだマウスでの実験段階ではあるようですが、
神経細胞に関係する「Sox21」という遺伝子を人工的に減らしたところ、
キューティクル部分でケラチンという蛋白質が減ったという結果が出ており、
人間においても「Sox21」の働きの異常と脱毛が
大いに関係があるのではないかという内容でした。
遺伝子が原因ですから男性・女性どちらにも同じに起こりうることなのです。
薄毛の原因が染色体や遺伝子レベルの話となると、希望を失う人もあるかと思いますが、
原因が突き止められ治療方法や薬の開発が加速するのであれば、
喜ばしいことではないでしょうか。
また、ドイツの研究チームも、薄毛の原因は遺伝だけでなく様々な要因が考えられるので、
それを取り除く努力も必要だとも言っています。


